新入社員が仕事の質よりもスピードを意識するべき3つの理由

仕事の質とスピード 仕事

新入社員が悩むテーマの一つに、「仕事の質とスピード、どちらを優先すべきか?」というものがあると思います。

僕が新入社員の頃は、スピードよりも質が大事だと思っていました。「時間がかかっても、自分が納得いく成果物を出す。中途半端な出来のものを出すのは美しくない。」という価値観でした。

しかし、今では「新入社員は仕事の質よりもスピードを意識すべきだ」と思うようになりました。というわけで今回の記事では、「新入社員が仕事の質よりもスピードを意識するべき3つの理由」について解説していきます。

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新入社員が仕事の質にこだわったところで、限界があるから

一般的に、新入社員のスキルはかなり低いです。例えば、何か書類を作る仕事にしても、それまで書類を作った経験が乏しいので、どれだけ時間をかけても上司が満足いくものは作れません。

例えば、新入社員が議事録を作る仕事を任されたとします。質にこだわる新入社員であれば、提出期限ギリギリまで粘って、議事録のクオリティを上げようとするでしょう。しかし、新入社員はそもそも議事録作成の経験が乏しいので、どういった観点を盛り込めば議事録のクオリティが上がるかわかっていません。だから、クオリティを上げる努力をしたところで、結局上司が求めるクオリティには達することは難しいのです。

期限ギリギリまで粘って中途半端なクオリティしか出せないのであれば、いっそのこと恥を捨てて、期限よりも早いタイミングで上司に提出してしまって、そこでフィードバックをもらって修正した方が「仕事の進め方」としては正解なのです。当時新入社員であった僕は、この視点が完全に抜け落ちていました。自分では一生懸命努力したつもりでも、上司が「この成果物、イマイチだな。」と思えば、努力した意味が無くなるのです。

仕事のスピードは評価されやすい指標だから

新入社員にとって、仕事のスピードは質に比べて評価されやすい指標です。例えば、締切直前に成果物を提出したAさんと、締切の3日前に提出したBさんだと、当然Bさんの方が「仕事が早い」という評価を受けます。そして、先ほども説明したように、新入社員はいくら時間をかけたところで、最終的な成果物のクオリティにそこまで大きな差は生まれません。

質が客観的な数字で評価できない一方で、スピードは誰にでも分かりやすい形で評価できるので、新入社員は質よりもスピードを優先した方が合理的なのです。

僕は新入社員の頃、成果物の質にこだわりすぎるあまりに、何回も提出締切を後ろ倒しにしてもらったことがあります。上司や周りの人にかなり迷惑をかけてしまいました。会社の中には上司がいて、その上司が僕を評価するという当たり前のことを意識していなかったので、独りよがりな仕事の進め方をしていたと思います。

例えば、今僕が書いているブログであれば、どれだけ時間をかけても誰にも注意を受けませんが、会社の仕事というのは「限られた時間の中で、割り当てられた仕事をいかに効率的に捌くことができるか」が重視されるので、新入社員は時間を意識して仕事に取り組みましょう。

仕事のスピードが速くなると、量をこなせるようになるから

新入社員が仕事をスピーディーにこなせるようになると、上司は「あいつは仕事が早いから、もう少し仕事量を増やそう」と思います。すると、新入社員はより多くの仕事を捌くようになります。

量をこなすようになると、不思議と質も高まっていくんですね。ブログで例えると、1週間に1つの記事をじっくり書く人と、毎日記事を書く人だったら、長期的な視点で見れば後者の人の方がクオリティの高い記事を書けるようになります。アウトプット量が多いほうが、その分フィードバックが増えて、気づきや学びを得やすいからです。

以上をふまえると、仕事のスピードを高める→たくさんの仕事量をこなせるようになる→仕事の質が上がる、とサイクルが新入社員にとって理想的であると思います。

僕はこのサイクルと真逆のことをしていたので、新入社員の頃は全然上司に評価されませんでした。もちろん質にこだわるのも大事ですが、自分がそもそも経験不足の新入社員であることを考えると、まずはスピード重視で割り切るべきでしたね。

上司に仕事の質かスピードのどちらが重要か尋ねてみよう

今回の記事では、「新入社員が仕事の質よりもスピードを意識するべき3つの理由」について解説しました。

僕のこれまでの経験上、新入社員は質よりもスピードを重視した方が上司から評価されやすいと思って今回の記事を書きましたが、場合によっては質を重視する上司もいるかもしれません。

新入社員は上司との面談の際に、「私は現段階では仕事の質とスピードのどちらを優先すべきですか?」と尋ねてみてもよいでしょう。いずれにせよ、自分を評価するのは上司であることを忘れないようにしましょう。僕みたいな独りよがりな新入社員になっては駄目ですよ。